小児歯科

一生使い続けられる歯を育てるために

不自由なく食事をするためには20本の歯が必要とされますが、日本の80歳で残っている歯の平均本数は、わずか10本ほどです。お子さまが一生自分の歯で噛める喜びを感じて過ごせるように、早い時期から健康なお口の正しい知識を身につけて、お子さまの歯を守り育てていきましょう。

虫歯はどうしてできるの?

虫歯はどうしてできるの?

虫歯を作る主な原因菌をミュータンス菌といいます。

この菌は糖分(砂糖など)を分解して、細菌のすみかであるプラーク(歯垢)を作り出します。糖分が口の中に入ると、このプラークの中で細菌は酸を作り、歯の表面のミネラルを溶かすのです(脱灰)。しばらくすると酸は唾液により中和され、溶け出たミネラルが再び戻ってきて修復されます(再石灰化)。そして糖分の多い飲食を頻繁に繰り返すことで修復が追いつかなくなると、虫歯になってしまいます。

ブラッシングで虫歯予防

ブラッシングで虫歯予防

虫歯予防には、毎日の正しいブラッシングでプラークを取り除くことが大変重要です。奥歯が生えてきたら、お子さまに歯ブラシを持たせて自由に磨かせてあげましょう。3歳頃になると虫歯やブラッシングの意味がわかってきますので、歯ブラシのあて方や動かし方を教えて磨かせてあげてください。そのあとは必ず大人がプラークの取り残しをチェックして、仕上げ磨きをしてあげることが大切です。

歯質の強化(フッ素使用)

生えたばかりの乳歯は、歯の表面のエナメル物質が永久歯より弱く、虫歯になりやすいものです。そこで歯の表面にフッ素を塗布することにより、虫歯菌の出す酸で一度溶けた部分の再石灰化を図ります。塗布方法としては、フッ素歯面塗布法、フッ素洗口法、フッ素配合歯磨剤の使用などがあります。

床矯正について

床矯正のメリット・デメリット

床矯正(しょうきょうせい)とは

床矯正とは、「健康な歯を抜かずに顎のスペースを拡げて歯を動かす場所を作る『保存』の立場に基づく歯科矯正方法」です。床矯正はほとんど痛みがないため子どもから成人まであらゆる年代の方が無理なく受けられる治療と言えます。

床矯正のメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 顎を拡げて歯を動かす場所を作るため、健康な歯を抜かない
  • 装置の取り外しが可能
  • 一般的な歯列矯正より安い
  • 装置を取り外せるため、紛失や装着しないなどで治療が進まないケースがある
  • 一般的な歯列矯正より治療に時間がかかる

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